こんにちは、シバママです。
2021年に住友林業で延床36坪の家を都内に建設しました。
我が家は夫が単身赴任の共働き家庭。
普段は私1人で体力無限大の0歳と3歳の男の子と暮らしています。
そのため、夫不在でも安心安全なセキュリティー&プライバシーと、ワンオペ家事育児でもしんどくない家事動線の良い家にこだわったマイホームを計画しました。
そんな我が家の間取りと、こだわりポイントをご紹介します!
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間取りの全体像
ということで、我が家の間取りです↓
図の下側には6メートル南道路があり、非常に日当たりが良い反面、比較的人通りが多く、視線が気になります。
この記事では家事ラクとセキュリティ&プライバシーにおいて工夫したポイント10個を、以下に紹介しますが、最初に、我が家は「風呂、メシ、寝る」ではなく「メシ、風呂、寝る」であることをお伝えしておきます。
「メシ、風呂、寝る」を基準に間取りを考えておりますので、「風呂、メシ、寝る」派の方には、浴室周りの配置に違和感を覚えるかもしれません。
①玄関ポーチを隠す
我が家は玄関ポーチを壁で隠すことで、外から人の出入りが見えないようになっています。
中に誰がいるのかが分かりにくいため、セキュリティ面ではとても良いと思います。
また、道路側に壁があるため、風の強い日でも置いてあるものが飛ばされる心配があまりありません。
マンション暮らしのときにパルシステムを使っていたのですが、廊下の風が強くて、宅配物が風に煽られてしまうのがとても気になっていました。
このため、宅配物が風で飛ばされないように、ということを設計士に要望しました。
実際に住み始めて誤算だったことは、玄関ポーチが外からは見えないため、すぐに物置状態になってしまうこと。
便利ですがとにかく散らかり放題です。
ま、これもひとつの「見せない収納」ということで・・・
玄関周りの内装などについては、こちらの記事もご覧ください。
②靴箱ではなく靴棚で靴をしまう手間を省く
我が家の玄関には、来客用の玄関の奥に家族用のエントランスクローク(土間収納)があります。
来客用の玄関には、フローティングファーニチャーという、吊りタイプの靴箱がありますが、これは完全に飾りで、家族の靴は玄関直結のエントランスクローク内にある靴棚にしまいます。
いちいち靴箱を開けて靴をしまおうとするから玄関に靴が散らばるのです。
オープンタイプの棚に脱いだ靴を置くだけであれば、そんなに面倒くさくないので玄関が靴まみれになることはあるまい!
そう信じて、靴棚を設置しました。
現実はどうかについては、以下のブログをご参照ください。
ちなみに、玄関とエントランスクロークの間には吊り戸があるので、来客時はここを閉めれば、エントランスクロークがどんなに散らかっていても隠すことができます。
これも我が家の「見せない収納」です。
③エントランスクロークとただいま手洗い
我が家では、基本的に家族は土間収納から家に入ることを想定しており、帰宅後は脱いだ靴を靴棚に置き、上着をハンガーパイプにかけて家に入ります。
マンション暮らしの時に、夫がリビングに上着を脱ぎ散らかすのが本当にストレスだったで、玄関付近のハンガーパイプは絶対につけたい設備でした。
エントランスクロークを出たらすぐに洗面台(ただいま手洗い)があるので、帰宅後はここで手洗いうがい。
仕事に行く朝の身支度は、このただいま手洗いとエントランスクロークで行います。
ハンガーパイプに仕事用のスーツをかけておき、チラチラ子供の様子を見ながら、おかえり手洗いの鏡を使って素早くメイクと着替えを済ませます。
そのまま部屋着はエントランスクロークに置きっぱなしで出かけるため、帰宅後は速攻で部屋着に着替えられる楽ちん仕様です。
ただいま手洗いについては、こちらもご参照ください。
④いきなり段が始まらない幅広の踊り場付き階段
我が家は階段が特徴的で、普通の家よりも階段の占める面積が大きく設計されています。
まず、階段の幅は広いタイプを希望しました。
子供が小さいときは、並んで上り降りすることが多いですし、大きくなってからも、すれ違える広さがあった方がストレスなく生活できると思ったからです。
また、途中で階段が三角形になるタイプの階段だと狭い側が歩きにくいので、踊り場付きを強く希望しました。
子供が小さいときは、ここに秘密基地を作ったりするのではないかと思います(実際、自分はそうしていました)。
さらに、これは設計士さんからの提案ですが、登り始め、降り始めが、階段の設置位置から少し引っ込んでいます。
ベビーゲートを開けてすぐに段がないため、ちょっと飛び出した時などにつまづく危険性が減らせるそうです。
階段側から出る際も、1段高いところからアクセスできないため、子供がベビーゲートを無理やり乗り越えることがなく、安心して暮らせます。
⑤リビング・ダイニングが見渡せるカウンターキッチン
我が家のキッチンはリビング・ダイニングに面したカウンターキッチンです。
料理が好きなのでキッチンにいることが多いのですが、マンション暮らしの頃は独立型のキッチンだったため、料理している間は閉塞感や孤独との戦いでした。
このため、キッチンからリビング・ダイニングが見渡せるのは必須!
料理や片付けをしながら、子供たちの様子を見渡すことができます。
また、冷蔵庫前はリビング・ダイニングからの死角になるため、夏場はよくここにしゃがんで子供に隠れてアイスを食べていました。
子育て世帯において、キッチンの死角は重要!
ちなみに、背面カウンターはレギュラーのキッチン家電を出しっぱなしにできるよう、280センチメートルとなが〜くしました。
キッチンの詳細については、こちらの記事もご参照ください。
⑥リビングは高窓で安心のプライバシー
我が家最大の特徴ですが、リビングの南側と東側の窓は高窓です。
床から170センチから、高さ70センチの窓がリビングダイニングの南側の全面と、東側の一部についています。
建つまでは本当に明るいのか不安でしたが、実際に住んでみるとかなりの明るさでした。
日が低い冬の昼間は眩しいくらい。
外からの視線を気にしなくていいので、家の中でとても開放的に暮らしています。
今はまだダイニングセットしかありませんが、子供の成長とともに電子ピアノや学習机を置くことを考えると、掃き出し窓がないため、家具の配置の自由度もかなり高いのが気に入っているポイントです。
ちなみに、キッチンとの対面カウンターの収納力もなかなか。
住友林業クレストの製品で、3つある引き出しに、今はオムツと子供たちの洋服を入れてあります。
⑦続き間の小上がり和室
我が家はダイニング中心の家なので、ダイニングがリビングというイメージですが、一応、和室リビングです。
20センチの小上がりになっていて、奥の板の間はテレビ置きになっています。
特に教えたわけではありませんが、子供たちは基本的にこの小上がりの和室にしかおもちゃを散らかしません。
小上がりになっているため、いい感じにテリトリーが分けられているのかも。
畳なので昼寝にも良く、子供だけでなく大人もここでゴロゴロしています。
⑧最強の洗濯動線を生むランドリールーム
2つ目の我が家最大の特徴が、2階の南面に設けた洗面脱衣室。
脱ぐ、洗う、干すが1箇所にまとめられている、最強の洗濯動線。
まず、お風呂に入る際に脱いだ服を洗濯機へ入れます。
入浴後に体を拭いたタオルを入れて洗濯機を回します。
子供を寝かしつけた後に干さなければならないものだけハンガーで干して、あとは乾太サマにお任せです!
我が家の洗面脱衣室は寝室と直結しているので、子供が寝た後にアクセスしやすいですし、朝も起きたらすぐに顔を洗いに行けるので、とても便利です。
あと、なんといってもリンナイのガス乾燥機「乾太くん」が最強!
短時間でフワッフワに洗濯物を乾燥してくれるので、ほぼ洗濯物を干さなくなりました。
もう彼なしでは生きていけない!
また、こだわりポイントとして、スロップシンクを採用しました。
中学時代、実家の洗面台がいつも高校球児の兄の泥だらけのユニフォームに占領されていたため、洗濯物をつけ置ける洗濯用シンクが絶対に欲しかったんです。
住み始めて思うのは、やはり洗面台以外に洗濯用のシンクがあるのはとても便利!
保育園児である息子の泥だらけの靴をオキシ漬けするときや、私の下着をつけ置き洗いするときなどに真価を発揮しています。
ちなみに、浴室用の水栓の方が用途にあってると思い、設計士さんが止めるのを聞かずに浴室用をつけましたが、普通のキッチン用の水栓の方が使いやすいと思います。
設計士の意見は間違っていませんでした。
⑨要所要所に設置された収納
夫婦ともにコストコ好きで、大容量の日用品や食品を定期的に買い込むため、収納が多いことは必須条件でした。
しかし、収納はただ容量が大きければ良いわけではありません。
生活していくうえで、必要と思える位置に十分量の収納スペースがあることが重要なのです。
例えば我が家の場合、エントランスクロークにはコートや靴、主に外で使うアウトドア品やガーデニング用品、出す予定のゴミなどをしまっています。
また、1階トイレ横の収納には、子供のオムツやトイレットペーパー、キッチンペーパーや替えのウェットティッシュなどの日用品と、朝の身支度に使う化粧品や電池など。
階段下収納にはクリスマスツリーや、サンタさんのプレゼントなど、出番の少ないものを。
ちなみにここにスティック掃除機もスタンバイしています。
食材のストックはキッチンのパントリーに、リビング側の自在棚には今のところ夫婦の本が、将来は息子の図鑑や教科書を収納予定です。
キッチンカウンターには、絵本、本、子供のオムツや洋服を。
必要なものを必要な場所に収納できるよう、十分な収納を設けることで、極力家具の少ない家になりました。
掃除の際も、どかす家具が少なくすみ、楽です!
⑩できる限りドアは引き込み戸で!
最後のポイントは扉です。
設計士さんにプランを検討してもらう際に、できる限り、ドアは全て引き込み戸にしてほしいと要望しました。
引き込み戸のメリットは、空いているドアが邪魔にならないこと。
また、ドアの開閉に必要なスペースを確保する必要がないので、ドアの前に前に物が散乱していても、余裕で開閉できます。
さらに、子育て世帯に嬉しいポイントとしては、引き込み戸は扉の開閉時に足や指を強く挟まれるリスクが少ないと思います。
私は幼稚園の頃にドアに足を挟まれてしまい、それ以来小指の爪が変形しています。
もちろん引き込み戸にすればそういった事故が100%防げるわけではありません。
しかし、ドアのように力いっぱい挟まれることは少ないのではないでしょうか。
おまけ:回遊動線と丸テーブルが子供の追いかけっこスペースに
これは住み始めてわかったことですが、我が家ではダイニングと2階の回遊路線が、子供との追いかけっこスペースとして大活躍しています。
普段はダイニングテーブルの周りを走り回り、友達の子供が来たときなんかは2階を使って全力で追いかけっこ!
子供たちに大人気の遊びです。
家の中でもかなり体力を削ぐことができます。
親もめちゃくちゃ疲れるけどね・・・
住む人の生活に合わせてベストな間取りを考えよう!
今回は、単身赴任リアルワンオペ育児中である我が家の、間取りのこだわりポイントをご紹介しました。
住んでみて、メリット・デメリットを感じる部分もありますが、今のところ快適に過ごしています。
注文住宅における間取りは、住む人の生活に合わせてベストなものでなければなりません。
我が家は「フロ、メシ、寝る」ではなく「メシ、フロ、寝る」の順で生活しているのでこの間取りがベストでしたが、逆の方にはもしかしたら住みにくいかも。
実際にそこで生活するイメージをしながら、ベストな間取りを考えてくださいね。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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