朝起きたらシーツに大きな血液痕が。
どうやら息子が寝ている間に鼻血を出したようです。
小さなお子さんのいる家庭では、このようなことは珍しくないですよね。
子供の鼻血に限らず、怪我による出血や女性なら経血など、衣服やシーツについた血液汚れがなかなか落ちなくて困っている方は多いのではないでしょうか。
今回は、血液汚れにシュッとつけて洗濯機で洗うだけの手洗い・つけ置き不要の洗剤について、商品の概要や使用感をご紹介します。
血液汚れはなぜ落ちにくいのか
血液は水溶性の汚れなので、直後であれば水洗いで簡単に落とすことができます。
しかし、時間が経つと血液中のタンパク質が固まって、落ちにくいシミになります。
この固まってしまった血液汚れを落とすには、分解するしかありません。
よく聞く方法として挙げられるのは、酵素系・弱アルカリ性の洗剤でつけ置き洗いをや部分洗いをするもの。
また、炭酸水で洗うとか、大根おろしで洗うとかの民間療法的な方法もあります。
どれも面倒くさそう……
そうなんです。
つけ置きにしろ部分洗いにしろ、ぶっちゃけ面倒くさくてやりたくないですよね。
私は、これまでぬるま湯でつけ置き洗いするタイプの、経血・おりもの用ランジェリー洗剤を使っていました。
これはこれで良いのですが、先日、汚れの部分にだけシュッとつけて他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗うだけで汚れが落ちるという、超便利そうな商品を発見しました。
その名も「ロリエ 経血・おりもの用 ランジェリー泡洗剤」
家事と育児に追われる子育て世帯にとって、つけて洗濯機に入れるだけで血液汚れが落ちるなんて、こんな最高なことはありません。
これは試してみる価値アリ! ということで、実際に息子の鼻血で汚れたシーツに使ってみたので、その効果と使用感を紹介します。
商品説明
まずは「ロリエ 経血・おりもの用 ランジェリー泡洗剤」について簡単に紹介します。
以下の製品情報は花王のHPより引用しました。
成分:
界面活性剤(7%、脂肪酸アミドプロピルアミンオキシド)、金属封鎖剤、アルカリ剤、安定化剤、pH調整剤、分散剤
使用方法:
キャップをはずし、ポンプ(青色)を押すと泡になって出てきます。
洗たくの前に、生理時の経血・おりものなどの汚れに直接泡をつけ、その後すぐに他の洗たく物といっしょに洗剤で洗ってください。★毛・絹・「家庭内での洗濯禁止」・「中性洗剤使用」の衣料品には使わない。
★塗布後に放置したり、液体漂白剤の原液と一緒に塗布しない。※固形の汚れが付いている場合は、あらかじめ取り除いておく。
※極端に時間がたった汚れは落ちないことがあります。液性:弱アルカリ性
使用量の目安:泡が汚れをおおう程度
要は弱アルカリ性の洗剤が血液を分解するということですね。
これまで専用洗剤でのぬるま湯つけ置きからの洗濯機にインがゴールドスタンダードだと思っていたので、泡をつけて洗濯機に入れるだけで本当に汚れが落ちるのか、正直不安です。
ということで、とりあえずやってみることにしました。
いざ実証!
ちょっとお目汚しかもしれませんが、息子の鼻血跡です。
血液汚れを覆うように泡をシュシュッとつけて
あとは洗濯機にお任せ。
ちなみに我が家の洗濯洗剤はアリエールのジェルボールでで、洗濯機はドラム式。
いつもの「おまかせ」コースで洗いました。
で、洗い上がりがこれです。
こんなに簡単に血液汚れが落ちるのか不安でしたが、落ちました。
感動です。
どこに汚れがついていたか、もはや全くわかりません。
ちなみに洗い上がりの匂いは、いつものアリエールの香りでした(当たり前)。
使ってみた感想
とにかく楽!
汚れ落ちについては、他の洗剤と大きな違いはありません。
効果が同じであれば、プロセスが少ないに越したことはないと思います。
血液汚れって早く対処しないと取れにくくなるけど、つけ置き洗いやらシミ取りやら、洗濯のプロセスを考えると、面倒くさくてやる気が出ないですよね。
下着とかタオルなら捨てちゃえばいいんですけど、シーツや子供のお気に入りの服とかになると簡単に捨てるわけにもいかないですし。
家事はなるべく手を抜きたい。
そんな(私みたいな)方にはぴったりの商品だと思います。