こんにちは、シバママです。
2020年の秋に10年間勤めた出版社を退職し、フリーランス編集者として独り立ちをして、2021年の8月より当ブログの運営を始めました。
現在、夫が単身赴任中のため、0歳と3歳の息子たちと3人暮らし。
はっきり言ってあまり丁寧ではない子育てをしていますが、子供たちは病気ひとつせず、元気にしています。
次男の出産前後は実家に里帰りをしていましたが、1ヶ月健診を終えたあたりで自宅に戻りました。
実母のサポートがなくなるにあたり、最も不安だったのは「お風呂」。
どうやって制御不能な魔の三歳児(しかも男)と首すら座っていない赤ちゃんの2人を同時にお風呂に入れるのか。
この記事では、私が試行錯誤してたどり着いた「1人で2人の子供をお風呂に入れる方法」をご紹介します。
首が座るまでは下の子は沐浴のままじゃダメなの?
↑友人からはこの質問をよくされたのですが、我が家の次男、1ヶ月の時点でほぼ5キロと大きめだったので、沐浴するよりも一緒に入ったほうが私は楽でした。
あと、沐浴をするときの中腰の体勢でぎっくり腰になりかけたという悲しさも。
別々に入れられるのであればそれもいいと思いますが、元来ズボラな私、2回も風呂に入るのがどうも面倒くさくて、1度に済ませられるよう、同時に入れる方法を選びました。
ワンオペ風呂の必須アイテム
何をするにも準備が肝心です。
まずは私が思う、ワンオペ風呂の必須アイテムを紹介します。
バウンサー
我が家では、脱衣所での赤ちゃんの待機場としてバウンサーを使用しています。
お風呂に入れる前にタオルを敷いておけば、お風呂から出るときもここに乗せるのみなので楽ちん。
我が家では長男の時からベビービョルンのバウンサーが大活躍しています。
床に赤ちゃんを直置きするよりも上の子に踏まれるリスクが減るので、心の平穏のためにもあると良いアイテムです。
お風呂以外でも、バウンサーに乗せて足でゆらゆらさせるとご機嫌よく座っていてくれるので、足で揺らしながらパソコンをいじっていました。
バウンサー以外では何がおすすめ?
要は赤ちゃんが安全に脱衣所で待てれば良いので、クーファンや(脱衣所に入るのであれば)ベビーベッドでもOKです。
また、ベビーバスであれば「浴室内での待機場」も兼ねられるので便利かも。
究極は床に座布団や厚めのタオルを敷いて、そこに寝かせるのもアリ。
ただし、走り回る上の子に踏まれるのではとヒヤヒヤするので、直置きよりは何かの上の方が良いと思います。
赤ちゃん用の風呂椅子またはマット
赤ちゃんとの入浴では、浴室内で赤ちゃんに「待っててもらう場所」が必要です。
次男の出産を機に、我が家ではリッチェルの「ひんやりしない おふろマットR」を購入しました。
とりあえず赤ちゃんを「置ける」場所があるというのはとても便利で、長男の時から購入しておけばよかったと後悔しました。
発泡スチロール製で水切れが良く、少しお湯が溜まる構造になっているので、待っている間も赤ちゃんが冷えることがありません。
使い始めて4ヶ月、一度もちゃんと洗っていませんが、すぐに乾くからかカビも生えず、清潔です。
ちなみに友人は下のものを使っているそうで、これも良さそうです。
上の子用のお風呂おもちゃ
入浴中は下の子にかかりきりになるので、上の子の待ち時間が長くなりがちに。
でも、上の子だってただお風呂で待たされてもつまらないですよね。
我が家も初めはおもちゃなしで挑んでいたのですが、私と赤ちゃんが湯船に入る前に飽きてしまって、すぐにお風呂から出たがりました。
世の中には「子供がなかなかお風呂から出なくて困る」という逆の悩みもありますが、赤ちゃんと同時に入れるためには、上の子がいかに長く湯船で遊んでいてくれるかが鍵となります。
なるべくハマってくれるおもちゃを与えましょう。
おもちゃはどんなものを使っているの?
我が家の長男は100均で買える壁に貼れるパズルや水鉄砲、空いたシャンプーボトルやゼリーの容器などで遊んでいます。
高価なお風呂おもちゃも気になりますが、遊ばなかったらショックなので購入していません。
ママのバスローブ
入浴後の工程をスピーディーにこなすには、自分のことはあまり構っていられません。
初めはとりあえずバスローブを巻いていたのですが、すぐに落ちてしまいイライラが募るばかり。
ものは試しとバスローブを購入したところ、羽織るだけでとりあえずママの準備が完了するので、お風呂上がりに裸で過ごすことが減りました。
お風呂上がりはバスローブのまま授乳しているので、赤ちゃんを待たせることもありません。
なくても何とかなりますが、あったほうが良いアイテムだと思います
バスローブって色々あるけど、おすすめは?
頭からかぶるタイプと羽織るタイプがありますが、私は後者を使っています。
頭からかぶるタイプの方が着替えが楽そうですが、着る時に頭に引っかかりそうなので羽織るタイプにしました。
フードの有無も悩みポイントですが、私はフード付きを採用しました。
私は髪の毛が短いので、被ってフードで頭をガシガシするだけで髪の毛を拭けて便利ですが、ロングヘアの友人はフードに髪の毛が収まらないとかで、フードなしで髪は別のタオルで巻いているようです。
ちなみに、洗濯の時にフード部分が乾きにくいので、気になる方はフードなしの方が良いかもしれません。
ちなみに私はパパにちょっといいバスローブを誕生日にプレゼントしてもらいました↓
せっかくなのでデザインが可愛いお気に入りを買って産後のテンションを上げるのも良いかと!
全体の流れ
ということで、ワンオペ2人同時風呂の「全体の流れ」です↓
①上の子の体を洗う(下の子は脱衣場で待機)
②上の子を湯船に入れ、自分の体を洗う
③下の子の体を洗い、一緒に湯船に入る
④下の子とお風呂を出る
⑤上の子をお風呂から出す
こう見るとわずか5工程ですが、首座り前の赤ちゃんと制御不能な3歳児とともに歩むこの5工程は、はっきり言ってかなり大変です。
それでは1つずつ追っていきましょう!
0.浴室の準備
何をするにも準備が肝心です(2回目)。
まず、上図のように、一連のお風呂に必要な道具をすべてお風呂の扉から届く範囲に用意します(お風呂おもちゃは例外)。
脱衣所に置いた上の子の様子を見るために途中まで扉は開けたままにするのと、下の子をお風呂に入れる際に濡れた体でバウンサーにいる下の子を迎えに行くので、床がびしゃびしゃになるため、バスマットよりも広範囲をカバーできるバスタオルを床に敷くことをおすすめします。
バウンサーにはタオルを敷き、その上に服を脱がせてオムツのみの下の子を乗せます。
我が家では冷えないように、上にその日に着ていた服を被せています。
あと、ママのメイクは入浴前に落としておくことをオススメします。
目を閉じている間、何か起きていないか結構ヒヤヒヤするので、先に落としておいた方が心の平穏が保たれます。
ちなみにこの工程での最大の難関は、上の子をお風呂に入る気にさせることです。
1.上の子の体を洗う(下の子は脱衣場で待機)
うまく上の子をお風呂に誘導したら、まずは素早く上の子の体を洗います。
3歳ならそろそろ自分で体を洗いたがるかもしれませんが、ワンオペ母ちゃんにはそれを待ってあげられる余裕はありません。
ベビーソープで全身をサッと撫で、シャワーで流して終了です。
我が家では大体1〜2分で終了します。
毎日洗っているので、そんな徹底的にゴシゴシ洗わなくて大丈夫です(多分)。
2.上の子を湯船に入れ、自分の体を洗う
次に自分の体を洗います。
私が思うに、ここが最大の難関です。
ここさえ越えれば、あとは淡々と残りの作業をこなすのみです。
というのも自分のことは二の次のスピードが要求される工程のはずなのに、上の子がシャワーで遊び始めてしまった場合、体についたシャンプーやリンス、ボディーソープを「流す」工程が塞がれてしまいます。
手桶でなんとか流すことも多いので、シャワーと代用できる手桶か洗面器はあった方が良いでしょう。
ちなみにこの辺で下の子が泣き始めますが、どうにもならないことが多いです。
泣きたいのはこっちだよ・・・と思いつつ、夜よく寝てもらうためにも、泣いて体力を消耗してもらいましょう!
3.下の子の体を洗い、一緒に湯船に入る
自分の体を洗ったら、脱衣所で待機中の下の子を浴室に迎えましょう。
下の子はバスマットに乗せても、ママのお膝の上で洗っても、どちらでもいいです。
待っている間にうんちをしてしまった場合、そのままバスマットに乗せると背中全体に広がってしまいます。先にお尻を流しましょう。
ベビーソープでサッと全身を洗い、抱っこで浴槽に入ります。
下の子と3人での入浴中は、上の子を湯船に留めておくために、おもちゃを使ってなんとか気を引きます。
(実際は、腕に抱いた下の子を守りつつ、上の子の動きにリアクションすることしかできません)
飽きて洗い場で遊び始めたりもしますが、もう放置です。
危険がなければ水道代など気にせず、遊ばせておきましょう。
赤ちゃんの入浴時間は1〜2分と短めなので、1〜2分湯船に浸かったら、お風呂を出ましょう。
4.下の子とお風呂を出る
体が温まったら、下の子を抱っこしたまま浴室を出ます。
ひとまず下の子をタオルを敷いたバウンサーに乗せ、足側のタオルを折り返して股を覆い、簡易おしっこガードを施します。
次に、バスローブを素早く着用し、フードを被るか頭にタオルを巻いて、髪の毛から雫が落ちるのを防ぎます。
バスローブを着たら、下の子に保湿クリームを塗り、オムツを履かせます。
うんこをされるとここまでの工程が全てパーになるので、オムツを履かせるまではスピーディーに行いましょう。
上の子が遊びに夢中でお風呂から出てこない場合は、この流れでそのまま下の子に服を着せましょう。
すぐに出たがる場合は、とりあえず下の子には服を被せて冷えを防ぐようにしています。
5.上の子をお風呂から出す
最後に上の子をお風呂から出します。
我が家の長男は入浴後にテンションが上がって走り回るため、とりあえず体を拭いて保湿クリームを適当に塗り、オムツだけ履かせたらリリースしています。
ひと所に止めようとしても徒労に終わるので、走って体力を消耗させ、夜よく寝てもらいましょう。
このとき、下の子が踏まれる危険がありますが、安全地帯を用意しておけばママがスキンケアや髪を乾かしている間ハラハラし続けなくても良いので、バウンサーやベビーベッドなどに置いておくことをオススメします。
なお、前述したように、上の子が遊びに夢中でなかなか出てこない場合は、声をかけたりたまに浴室を覗いて見張りつつ、下の子を着替えさせたり、自分のスキンケアを先に済ませてしまいましょう。
出てこないことにイライラしてもいいことは何もありません。
むしろボーナスタイムがもらえたと考え、ゆっくりスキンケアをしたりスマホをいじって心を落ち着けましょう。
下の子のお着替えと自分のスキンケアが終わり、走り回っていた上の子の気が済んだら、パジャマを着せてミッション・コンプリート!
お風呂掃除? そんなのしなくて結構です。
週末にパパにやってもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ワンオペ風呂に関してはそれぞれのご家庭でベストな方法はあると思いますが、少しでも参考にしていただければ幸いです。
ちなみに我が家の次男は4ヶ月になり、首もしっかり座りましたが、基本的には今でもこの流れでお風呂に入れています。
少し変わったことは、長男と先に入るのではなく次男も初めから一緒に入って、長男と私が体を洗っている間は浴室のお風呂マットの上で待たせています。
こっちの方が脱衣所で待たせるよりもご機嫌良く待っていてくれるので、もしかしたら初めからそうしていてもよかったのかも。
また新たなルーチンに行き着いたら紹介させてください。
なにはともあれ産後のママは体力勝負!
心身ともに疲れすぎないように便利なアイテムはどんどん投入して、この辛い時期を乗り越えていきましょう!