こんにちは! 4歳5ヶ月と1歳5ヶ月の男兄弟のママ、シバママです!
先日、子供たちを連れて東京競馬場内にある公園に遊びに行きました。
競馬場に子供を連れて行くなんて危険じゃない?
私も行くまではそう思っていました。
そもそも競馬にも競馬場にもいい印象がなく、赤鉛筆を耳にかけて血眼になって競馬新聞をチェックしている柄の悪い大人がたくさんいるイメージしかありませんでした。
なので、競馬場に子供を連れて行くなんてもってのほか!
そう思っていたのですが、賭けない競馬ファンの夫が以前から「競馬場の子供スポットがすごいらしい!」とやたら推してくるので、半信半疑で行ってみることに。
すると、目から鱗が1000枚落ちるくらい子にも親にも最高のスポットだったのです。
これは知らない方におすすめしたい! そう思い、今回紹介します!!
このブログは以下のような方にオススメです。
空いてて入場無料なパークウインズ(場外発売時)がおすすめ
我が家は9月の土曜日と日曜日の2回行きましたが、場内には競馬客はほとんどおらず、とても空いていました。
東京競馬場の開放日は、競馬開催日とパークウインズ(場外発売時)があり、我が家が行ったのは2回ともパークウインズでした。
パークウインズとは他の競馬場で行われているレースの馬券を場内で買える日のことで、要するに東京競馬場ではレースをしていません。
競馬開催日は激混みの東京競馬場も、パークウインズの日は基本がら空きです。
競馬のために来場している人も少なく、来場者の80%以上が親子づれでした(私感)。
また、パークウインズの日は入場料無料で、駐車料金も通常2000円のところ半額の1000円なので、子供と遊びに行くならこの日に行くのが良いと思います。
競馬開催日などについてはこちらをご参照ください↓
カレンダーに「東京」と書いていない開催日がパークウインズです。
駐車場から子供エリアまで
遊具はコースの内側にある馬場内キッズガーデンと東門近くにある日吉が丘にあります。
我が家は正門側の駐車場(下の写真の上中央)を利用し、まずは馬場内キッズガーデンに、帰りに日吉が丘で遊んでから帰りました。
正門側は京王線の府中競馬場正門駅側です。
駐車場には上の歩道に入るエレベーターがありますが、キッズガーデンに行くのであれば乗らずに横断歩道を渡って地上から正門に行くことをおすすめします。
というのも、馬場内キッズガーデンはフジビュースタンド1階から地下通路を通って行くので、上の遊歩道から入ると1階まで降りなければならず、若干遠回りになるのです。
入場口では体温の計測がありました。
シールタイプの迷子札も置かれており、自由に使用してくださいとのことです。
日によってはホースショーや馬車運行もしているようですが、この日は馬車はやっていませんでした。
場内は無茶苦茶キレイ! 先程のエレベーターを登ると、上の歩道に入れます。
ちなみに、京王線で来た方もこの上の歩道から入るようです。
園内はとにかく綺麗に舗装されています。パークウインズで東京競馬場でのレースはないため、人も少なく空いていました。
正門からまっすぐ歩くとフジビュースタンドに着きます。入ったところがイーストホールです。
イーストホールには馬場内キッズガーデンの案内矢印があります。
右の上り坂はコースサイドの一般席に続く道です。キッズガーデンに行くには左の地下通路に入ります。
(コースサイドの一般席からもこの地下通路に降りれるようです)
地下通路内には競馬豆知識的な展示があります。
地下通路を抜けたら、馬場内キッズガーデンに到着です。
通路を出てすぐ右後ろに、ターフビジョンというものがありました。
競馬開催日にはここにレースの様子が映されるのでしょうか。
ちなみにフジビュースタンドの3階にディープインパクトのフォトスポットがありました。
残念ながら写真は撮れませんでしたが、日によっては乗って撮影ができるみたいです。
2022年12月 追記【車で行くなら東門からの入場も便利!】
再びパークウインズ期間が始まったので、2022年12月に再び行ってみました。
今回は正門側ではなく東門側にある駐車場に車を停め、東門から入場しました。
入ってすぐの日吉ヶ丘公園で少し時間を取られますが、メモリアル60スタンドとフジビュースタンドの間の外通路を通ったので、建物内には入らずに馬場内キッズガーデンにアクセスでき、近く感じました。
地図的には日吉ヶ丘公園からもアクセスできそうですね。次行ったら試してみます。
正門よりも少し空いているのと、上の写真左側に馬厩舎があり、入場前に馬の姿が見えるところも良かったです。
馬場内キッズガーデン
馬場内キッズガーデンは6つのエリアに分けられています。
競馬開催日ではないからか、グルメエリアはやっていませんでした。
ステージエリアにはふわふわドームというキッズエリアにあるトランポリンの大きいものがありました(対象年齢ではないため行っていません)。
芝生エリアにはただ芝生が生えているだけです。競馬開催時にここからレースを観るのでしょう。
アンパンマンの石像がいろんなところにいました。
アンパンマン探しができるみたいです!
新幹線エリア
新幹線エリアには無料で乗れるミニ新幹線と、大型の複合遊具がたくさんありました。
かなりえぐい高さ、角度の滑り台もあり、4歳の長男がはしゃぎ倒しました。
滑り台だけでなく、ボルダリングなど多彩な動きができるため、子供の成長を感じることができます。
ちょっと小さめの子供も遊べる遊具ももちろんあります! 1歳5ヶ月の次男はこっち。
どの遊具も手入れが行き届いていて、とても清潔でした。
ミニ新幹線はのぞみとドクターイエローの2種類。日によって変わります。
混雑時は2台とも動くのでしょうか? 降車後はしっかり消毒していました。暑い中お疲れ様です!
ミニ新幹線は新幹線エリア内を一周します。
踏切前後には係の人が4人ほど配置されていて安心感がありました。
かなり人気がある乗り物ですが、スペースを開けて乗車しているため結構待ちます。
10時から動くらしいので、早めに行くのがおすすめかも。
ミニ新幹線の近くには無料の給水・お茶コーナーがありました。汗だくで遊んだのでとっても助かります!
もちろん、自動販売機でジュースも買えました。
新幹線エリア内にはトイレと多目的トイレがありました。
ベビーカーの次男を連れていたので、多目的トイレをお借りしましたが、とっても清潔でいい感じです。
こちらでもオムツ替えはできますが、ブランコエリアのすぐそばにベビールームがあるので、オムツ替えはそちらの方がおすすめです。
ブランコエリア
ブランコエリアにはスターティングゲートを模したブランコが8台と遊具がありました。
ブランコは赤ちゃん用から小学生用まで3種類。
順番に使っていましたが、長蛇の列ができるような感じはなく、むしろ近所の公園よりも空いていました。
キッズエリア
キッズエリアには3歳から遊べる小さい子用のふわふわドーム(トランポリン)がありました。
時間制で、裸足で遊びます。長男、慎重すぎてチャレンジ失敗してご機嫌が悪くなり、ちょっと大変でした。
キッズゾーンには、小さいお子さん用の遊び場もありました。
次男はくるくる回すてんとう虫ボールにどハマり。
車の遊具は残念ながらハンドルが回らずすぐに飽きてしまいましたが、兄弟仲良く遊ぶ様子が見られて親としては胸熱です。
馬に乗る遊具もありました。よく見たら3歳までだったので、4歳の長男はこの後すぐに降ろしました。
子供用トイレ・ベビールーム・授乳室
ブランコエリアとキッズエリアの間に、子供用トイレとベビールーム、授乳室がありました。
ベビールームは清潔で、オムツ替えはここに決まりです!
ベビールームの奥には授乳室がありました。広くて静かで清潔です。
トイレの個室のような鍵付きの扉なので、カーテンのように途中で他の子供に開けられる心配もなく、落ち着いて授乳できると思います。
あと、授乳室内にもベビーチェアがあるのが、何気に便利だと思いました。
こどもトイレもありました。
中には男の子用・女の子用のこどもトイレが各サイズ揃っていました。
子供づれに安心すぎる神対応です!
売店
グルメエリアはやっていませんでしたが、場内の売店はやっていました。
蕎麦、カレー、オムライス、おにぎりやチュロス、ドリンク、ソフトアイスやスナック類などを買うことができます。
場内投票所の近くに椅子がたくさんあるので、そこで食べているご家族が多かったです。
レジャーシートを敷いてもいいですね。
親はお腹が減っていたのですが子供が食べるモードにならなかったため今回は何も食べませんでしたが、カレーうどんがめちゃくちゃ気になりました。
もう少し子供が落ち着いたらぜひ食べたいです。
ここ以外でも、フジビュースタンドに戻れば飲食店が結構あるので、そちらで食べたり、持ち込みも可なのでお弁当を持ってきてピクニックも良さそうです。
2022年12月追記【牛すじカレーうどん美味し!】
リベンジということで、うどんを食べました。
お子様うどん(きつね)二つ、牛すじカレーうどん。おにぎり(梅)、唐揚げ、ポテトフライで2000円です。
やすい! そして牛すじカレーうどん、絶品なのでぜひ食べていただきたいです。
おつゆが黒い東京風うどんですが、味濃いめで美味しかったです。
唐揚げもいい意味でやすい味でとても美味しい。運動しに来たのに太りそうでした。
こちらの長椅子に座って食べました。
敷地内にはテーブル付きの椅子もありますが、数が少ないので椅子で食べるスタイルの方が多いかも。
レジャーシートを敷いて床に座って食べている方もいました。
日吉が丘公園
地下通路からフジビュースタンドに戻り、東門に向かって歩くと日吉が丘公園があります。
海賊船を模した大型の複合遊具に、馬場内キッズガーデンで疲れ果てたはずの長男のテンションが再びフルマックスに上昇しました。
海賊船は滑り台もさることながら、探検が楽しそうです。
操舵機を操り気分は船長! 海賊王に俺はなる!!
ちょっと小さい子向けの遊具もありました。
噴水もあり、夏はここで楽しめそうです(感染予防のためやっていないようでした)。
丘の上にはベビーとキッズの味方が大集合!
馬場内キッズガーデンと比べると遊具が豪華な普通の公園といった感じですが、こちらでもおおはしゃぎでした。
競馬開催日、パークウインズ時(場外発売時)以外にも、平日(原則、水〜金曜)に開放されているようです。
日吉が丘公園のすぐ隣には馬厩舎があり、タイミングが合えば馬にも会えます。
2022年12月追記【海賊船ダービー号は老朽化のため解体・遊具は使用禁止部分も】
2022年12月に遊びに行ったところ、ダービー号がなくなっていました・・・
老朽化のため解体とのこと。寂しいですが、次何かできるのではと期待しています。
向かい側の遊具も縄の遊具が立入禁止になっていたので、こちらも入れ替えるのかもしれませんね。
日吉ヶ丘もリニューアルするのかな、と期待に胸を膨らませています。
競馬博物館
日吉が丘公園の向かいに競馬博物館があったので、涼みがてら入ってみました。
中では日本とイギリスの競馬の歴史や、歴代の名馬についての展示などがありました。
実際に使用されている発馬機を使ってスターター体験もできます。
係の方の合図に合わせて、スターターがレバーを引くと発馬機のゲートが開きます。
空いていたので何度もやってしまいました。楽しかったです。
企画展、獣医師のお仕事的な企画展では、日本在来馬とサラブレットとばんばの展示がありました。
なりきりジョッキーというデジタル顔ハメ、かなり楽しかったです。
トイレも綺麗で、おむつ替え台も付いていました!
日吉が丘公園同様、競馬開催日、パークウインズ時(場外発売時)以外に、平日(原則、水〜金曜)も入れるようです。
まとめ【パークウインズの東京競馬場は子連れに最高のお出かけスポット】
今回は東京都府中市にある東京競馬場のキッズエリアについて紹介しました。
パークウインズ時の東京競馬場は、子連れのお出かけに最適な高コスパスポットでした。
レースをやっていないため、競馬ファンが少なく、親子連れが圧倒的に多かったです。
競馬にあまり興味のない私が、せっかく来たし1レース賭けてみようかな・・・と思えたので、もしかしたら競馬に興味を持ってもらうために子連れサービスが充実しているのかもしれませんね。
また、さすが国営の競馬場というべきか、係の人が随所に配置されているのも安心感があってよかったです。万が一子供とはぐれても、すぐに見つけてくれそうです。
また、いい意味で競馬に無縁そうな親子連れだらけでした。民度高めで安心です。
という感じで、正直「競馬場に子供を連れて行くなんて、よくない親のすることだ」と思っていた私も、1度行くとその素晴らしさにハマってしました。
子供も大ハマりで、9月中に2回行き、回し者かと思うくらい友達にオススメしました。
あと、場内のターフィーショップ(お土産屋さん)で買ったこのおもちゃ、880円なのにハイクオリティで息子たちがどハマりしています。オススメ!
所在地・アクセスなど
東京競馬場は、東京都府中市日吉町にあります。
電車でのアクセスも良好です。
京王線「府中競馬正門前駅」から専用歩道橋にて正門まで徒歩約2分
京王線「東府中駅」南口から東門まで徒歩約10分
JR武蔵野線/南武線「府中本町駅」臨時改札口から専用歩道橋にて西門まで徒歩約5分
車で行く場合は、駐車場もあります。
我が家はいつも正門前の第二駐車場に停めていますが、最後に日吉が丘の遊具で遊ぶのであれば、東門近くの駐車場でも良いかもです。
駐車料金は通常2000円ですが、パークウインズ(場外発売時)の日は1000円です。
営業時間・料金
馬場内キッズガーデンは、競馬開催日とパークウインズ(場外発売時)のみの営業です。
競馬開催日については下記のサイトをご覧ください。
カレンダーに「東京」がない競馬開催日がパークウインズの日です。
原則、時間は9〜16時で、ミニ新幹線の営業は10〜15時です。
日吉が丘公園と競馬博物館は、これ以外にも平日(原則、水〜金曜)にも開放日があるようです。
いつも空いているわけではないので、調べてから行くと良いでしょう。
入場料は競馬開催日が200円、パークウインズ(場外発売時)と平日開放日は無料です。
15歳未満は無料です。
空いていない日もありますし、競馬開催日は混んでいるので、くれぐれも行く前に調べましょう!