こんにちは! 5歳と2歳の男兄弟のママ、シバママです!
2023年6月に家族でお伊勢参りに行きました。
そのとき、伊勢神宮まで歩いて行ける、伊勢神宮に一番近い温泉宿「いにしえの宿 伊久」に宿泊しました。
宿の雰囲気、サービス、お食事、お風呂と、どれをとっても素晴らしかったので、ぜひみなさんにも紹介したいと思い、ブログに上げました!
このブログは以下のような方にオススメです。
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宿について【伊勢神宮(内宮)まで歩いて行ける! 全室露天風呂付きの温泉宿】
いにしえの宿 伊久は、三重県伊勢市にあり、伊勢神宮(内宮)まで徒歩15分、おかげ横丁まで徒歩10分と、伊勢神宮(内宮)に最も近い温泉宿です。
我が家は車で行きましたが、電車で行く方には近鉄の五十鈴川駅から無料送迎バスが出ているようです(要予約)。
今回、この宿を選んだ理由は、ずばり伊勢神宮まで歩いて行ける温泉宿だから!
今回は夫の母と我が家の5人旅行で、どうせならいいところに泊まろう! と、ちょっと、いやかなりお高かったのですが、いにしえの宿 伊久さんにお世話になることにしました。
内宮まで歩いていけることの最大のメリットは、早朝参りと夕間詰め(閉門直前の夕刻のお参り)のハードルが下がること。
基本、激混みのイメージのある伊勢神宮とおかげ横丁ですが、早朝と夕方は人も少なく、特に早朝は荘厳感マシマシでした(浅すぎる感想で申し訳ない)。
もちろん、おむつの取れていない2歳児と一緒に温泉に入りたい我が家的には、全室露天風呂付きも決め手になりました。
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部屋【窓の外には杜が広がる開放感抜群の檜の露天風呂】
我が家が泊まったお部屋は、リビング+寝室+露天風呂の和スイートです。
廊下は畳張りで、廊下の奥に見える新緑がとてもきれい。お部屋に期待が高まります!
ちょっとバタバタしてしまって、全体写真が撮れなかったので、お部屋全体の間取りや雰囲気は宿のHPも見ていただければと思います。
全体的に木の温もりを感じる、落ち着いた和室でした。
大人3名幼児2名での利用だったので、寝室のローベット2つに加えて、リビングにもう1つローベットが用意されていました。
寝室のベットと間の机は動かせるので、2つをくっつけることもできます。小さな子供と一緒に寝るときに安心ですね。
露天風呂はこんな感じで、とっても広かったです。
なんと休憩用のベンチまで!
お湯は自分で入れる方式。温泉ではないようですが、兄弟、めっちゃ楽しそうにお風呂の準備をしていました。
露天風呂って、景色も重要だと思うんですけど、伊久さんの露天風呂からの景色は格別でした。
ちなみに露天風呂には洗い場はありません。室内にシャワーブースがあるので、こちらで体を洗ってから入る感じだと思います。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは、三重のミキモトコスメティックスでした。
トイレと洗面所。洗面台が2つあるのが助かります!
ドライヤーも大風量! ロングヘアや多毛の方でも安心です。
お部屋には洗面所以外に、飲み水用の水栓と電気ケトルもありました。
ドリップコーヒーパックが置いてあると、いい旅館って感じがします(私だけかもしれないけど)。
もちろんお茶セットもありました。あと、お部屋においてあった和菓子とお煎餅が美味しかったです。
大浴場と貸切露天に行く際のタオルセットとカゴも置いてありました。細かい気配りに感謝です。
ちなみに廊下から玄関はこんな感じで、宿の入り口で靴を脱ぐタイプなので、靴置きやベビーカーを置く必要はありませんが、十分な広さでした。
お部屋には作務衣がありました。大人も子供もデザインは変わラズ、85センチくらいの次男でも着ることができるサイズがありました。
浴衣で寝ると朝起きたら帯だけになっていることが多いので、作務衣だとわかってるなぁ〜と思う私がいます。
ちなみに、浴衣が良い場合は、館内の浴衣処でお好みの柄や帯のものを無料で借りられるようです。
剃刀やブラシ、シャワーキャップなどはフロント近くからご自由にスタイル。
枕処ではお好みの枕を選べます。興味本位で、梅干しの種枕に挑戦しました。
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食事【伊勢の山海の食材をふんだんに使った絶品! 会席料理】
いにしえの宿 伊久さんの食事は、朝夕ともに、お食事どころでの食事でした。
パーテーションで仕切られた広めの席で、個室ではありませんが、個室のような感じで、うち以外にも赤ちゃん連れのお客さんがいました。
夕食
お品書きです。穴子か鱸(スズキ)か、松坂牛か伊勢海老か、伊勢うどんか手こね寿司かアサリの時雨茶漬けか……。全て選びたい!
ひとまず一の膳。左上から時計回りに、小柱・鯛錦酒盗和え、近江蒟蒻・蓮根・三つ葉の白和え、豚西京焼き・石川小芋、海老芝煮・枝豆真丈・唐土岩石揚げ。
切り飯と先椀の鱧(ハモ)真丈(左)、季節の茶碗蒸し(右)。
お造り4種盛り。醤油の右は梅酢。さっぱりしていて美味しかったです。
煮/焼のスズキの青さ焼き(左)と穴子と八巻焼きと野菜の炊き合わせ(右)。
ここで一旦、口替わり(口直しのことかな)に水無月豆腐。
そしてメイン(趣肴膳)。私は伊勢海老と帆立の岩塩蒸しを選択。
めっちゃくちゃ美味しかったです。生きててよかったと思えるほど!
ちなみに松坂牛はこんな感じ。夫曰く、めちゃくちゃ美味い!
止肴はサザエとニラの土佐酢ジュレがけ。さっぱりしていて美味しかったです。
締めは伊勢うどんを選択しました。子供に速攻食べられてしまったので写真はありませんが、やわらかめのうどんが好きな私は、とても好きでした。美味しかったです!
ちなみに子供には、白ごはんとふりかけをいただきました。
親は贅沢な会席で子供はふりかけご飯かよ……と思われてしまうかもしれませんが、子供、意外と美味しいもの食べないので……💦
子供用の食事もあるようでしたが、残しそうな気がしたので、食べたそうなものをお裾分けするスタイルにして、無料の白ごはんとふりかけのみ用意してもらいました。
会席料理は時間がかかるので、途中で飽きて歩き出してしまいましたが、席間に余裕があり、大騒ぎしなければあまり気にならない感じでした。お子様連れの方は、子供がおとなしくなるようなもの(おもちゃ、ゲーム、スマホなど)を用意しておくのがおすすめです。
とはいえ速攻で食べ終わり、YouTubeにも飽きてしまったので、夫と義母と私で交代で館内お散歩をさせました。大浴場のそばにおいてあったサービスのアイスキャンディを見つけ、ご満悦。
少しバタバタしてしまいましたが、食事はとても美味しく、またぜひ行きたいと思いました。
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朝食
朝食は和食か洋食のセットを選びます。
和食についてきたこの豆乳鍋、めっちゃくちゃ美味しかったです!
子供たちはふりかけご飯(無料)。あとは大人のパンや卵焼き、お味噌汁を食べました。
そこまで子供向けの食事ではないので、小さな子供と行く場合は、確実に食べるものを持ち込んだ方が安心だと思います。我が家は途中で、確実に食べるアンパンマンスナックパンを購入していきました。
その他の食事サービス
いにしえの宿 伊久さんでは、夕食の時間によって、おしのぎとお夜食をいただけます。
我が家は夕食を遅い時間にしたので、夕食前のおしのぎとして天むすをいただきました。
夕食の時間が早い方にはお夜食として夜鳴きそば(ラーメン)が振る舞われるようです。
また、朝4時半から5時半の間は、早朝参りをした方に向けて、早朝食として「かたぱん」とコーヒーのサービスがあります。
また、フロント横のお迎え処には、ほぼ一日中使えるドリンクバーがありました(お迎え処については後述します)。
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館内【高級感のある和風旅館。随所に細かなサービスが】
ロビー・売店・お迎え処
なぐり調のフローリングがかっこいい広い玄関。玄関に入る前からスタッフさんがお出迎えしてくれます。
靴は玄関で脱いで、靴箱へ。
もうこの時点で内装が素敵すごて、神社っぽさというか、神聖さを感じます(安直かもしれませんが)。
個人的にとてもポイントが高かったのが、靴乾燥機が置いてあること!
お邪魔したのが雨の日だったのでとても助かったのと、伊勢神宮の内宮には川があるので、大人でも靴濡らしそうだな……と思い、念の為車に靴乾燥機を積んで行きましたが、こちらの宿には用意がありました。
助かります!
フロント前にはいい感じのベンチがあり、ばあばと息子たちが楽しそうに座っていました。
座って待てるの、いいですよね!
基本、歩く場所はほとんどが畳で、足にもとても気持ちよかったです。
お土産処では、伊勢名物が豊富においてありました。
もちろん松阪牛も!
ロビーにあるお迎え処には、ウェルカムドリンクが用意されていました。
先ほど紹介した夕食までのおしのぎと、夜食、早朝参りのかたぱんは、こちらで振る舞われます。
あと、玄関の外に鯉がいて、スタッフさんが餌やりをさせてくれました。
大浴場
大浴場は岩風呂と檜風呂があり、朝と夜の男女交代でした。
どちらも温泉で、露天風呂から見える緑の景色も最高でした。
今回は利用しませんでしたが、整体もありました。
お風呂上がりに涼む場所では、サービスとして夜はアイスキャンディー、朝はヤクルトと牛乳、コーヒー牛乳、乳飲料が用意してありました。
自動販売機もありました。息子の大好きなリンゴジュースがあって一安心!
貸切風呂
貸切風呂は4つあり、空いていれば何度でも予約なしで入れます。
ちょうど空いていたので、青竹の湯と伊勢の湯に入ってきました(夜だから若干暗いですが、明るいともっと素敵です)。
子供たちは部屋のお風呂で満足してしまったので入りませんでしたが、子供と一緒に入っても楽しそうでした。
その他
ほかにも、館内には「伊勢いにしえ処」という、伊勢ゆかりのものが展示されているサロンがありました。
うっかり見逃してしまったのですが、伊勢にゆかりのある囲碁家元四家の一つ「本因坊」に因んで、囲碁・将棋コーナーがありました。
また、4階には展望テラスである月見台も。雨だったので利用していませんが、天気の良い日にお月様を見るのが楽しそうです。
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正直子連れにはどうか【個人的かつ正直な感想】
さて、ここまで読んで下さった方の中には、おそらく小さなお子さんがいらっしゃるご家庭も多いと思いますので、5歳と2歳の男児2人を連れて行った我が家の、超個人的な感想をまとめようと思います。
子連れで行くなら赤ちゃんか小学生がベター?
料理、部屋、サービスどれをとっても最高でしたが、食事どころでの会席料理なので食事にかかる時間が長く、うちの男児たちが待っていられなくて、かなり慌ただしい食事時間になりました。
幸い、他の席との距離が遠く、他のお客さんの迷惑にはならないようにはしたつもりですが、子供があまりお好きではない方には迷惑になってしまうかもしれません。
せっかくの料理なのでもっと味わいたかったなぁ……という気持ちも。
また、子供用の食事はふりかけご飯以外に用意がないので、持ち込みの離乳食でいける赤ちゃんか、お子様用の食事を食べられるくらいの小学生の方がベターかもしれません。
もちろん小学生とまでいかなくても、大人しく食事ができる子なら何歳でもいけると思います!
我が家が立ち寄った周辺スポット
おかげ横丁
おかげ横丁へは宿から歩いて10分ほど。まずは宿の敷地内にある通路を通って外に出ます。
五十鈴川を渡ればおかげ横丁が見えてきました。
雨の平日の夕方なので、ガラガラです。15年ほど前に来た時は人だらけだったのに、こんなに静かなおかげ横丁は初めて。
ばあばが宿で孫たちと部屋風呂で遊んでいる間に、夫と二人で赤福本店へ。
季節限定の赤福氷(600円)をいただきました。氷の下に餡子が入っていて、めちゃくちゃ美味しかったです。
夫イチオシのへんば餅へ。これも美味しかったです。
伊勢神宮
伊勢神宮へは、宿泊した翌日の午前中に行きました。宿から歩いて15分ほど。おかげ横丁の先にありました。
天気も良かったので、お散歩がてら子供たちも楽しそうです。
階段も一生懸命登りました(兄の方はずっとパパの肩車)。
言葉では表し切れないのですが、伊勢神宮は神々しくて、とってもよかったです。一度は行った方がいい、そう断言できるかも。
せっかく来たので、猿田彦神社と伊勢神宮(外宮)にも行きました。
猿田彦神社には名だたる芸能人が奉納していました。
外宮も素敵なので、車で行く際は是非行ってみてくださいね。
伊勢湾フェリー
今回は車の旅だったのですが、あまりの長時間の移動で運転手も子供たちも疲れてしまって、休憩も兼ねて伊勢湾フェリーに乗りました。
伊勢湾フェリーは三重県の鳥羽から愛知県の伊良湖(渥美半島:愛知県南部にある2つの半島のうち東の方)を連絡しています。
乗車時間は1時間ほど。
せっかくなので追加料金を払って特別室に行きました。
追加料金と言っても、中学生以上が一人400円、小学生未満はタダなので、大人3人で1200円ほどです。
ほとんど利用している方がいなかったので、子供たちをしばらく自由に遊ばせることができました。
船内では御朱印ならぬ御船印が……!
御朱印集めが密かな趣味の私、まんまと買いました。集めなきゃ!
いい休憩になりましたし、子供たちも初めての船、とても楽しそうにしていて、大変楽しかったです!
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まとめ
ということで今回は、伊勢神宮の内宮に歩いて行ける温泉宿、いにしえの宿 伊久さんを紹介しました。
正直お安くはありませんが、部屋よし、風呂よし、雰囲気よし、サービスよし、ご飯は絶品! 高いお金を払う価値、あると思います!
赤ちゃんファーストとまでは行きませんが、赤ちゃん連れでも安心して泊まることができると思います。
伊勢参りに行くのであれば、この宿で間違いなし!
ぜひ泊まってみてくださいね。我が家もまた行きたいです!
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