【超簡単】不器用な人でも作れる型紙いらずの授乳ケープ【ハンドメイド】

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こんにちは、シバママです。
2020年の秋に10年間勤めた出版社を退職し、フリーランス編集者として独り立ちをして、2021年の8月より当ブログの運営を始めました。
現在、夫が単身赴任中で、平日は基本的に0歳と3歳の息子と3人暮らしをしています。

今日は、母乳育児のママさんの便利アイテム授乳ケープを簡単に手作りする方法について紹介します。

そもそも授乳ケープって必要なの?

赤ちゃん連れのお出かけの必須アイテムです!

授乳って人目のあるところでは絶対にできないですよね。

私も長男の授乳中は、外出前に必ず行き先の授乳室の有無を調べていました。

また、車での移動中、急にお腹を減らした赤ちゃんが大泣きするも、近くに授乳室もないしどうしよう・・・ということも。

この時はたまたま持っていたおくるみで胸元を隠して授乳しましたが、いつポロリしてしまうかが心配で授乳に集中できませんでした。

ほかにも来客時や義実家でお話ししている時など、授乳のたびに毎回席を外さなければならず、気まずい思いも。

しかし、授乳ケープがあれば、座れさえすればどこでも胸元を隠しながら授乳することができるんです

これってすごく便利じゃないですか?

2人の子供を育てた経験上、授乳室がない施設はたくさんあるけれど、おむつ替えができない場所はほとんどありません。

ということは、授乳ケープがあれば授乳中でも好きな場所に子供と出かけられるのです!

実際、4ヶ月の次男とは授乳室の有無を調べなくても大抵のところに出かけられますし、お腹が減ったらどこかに座れば授乳できるので、授乳のタイミングも長男の時ほど気にしていません。

というか上の子に手がかかるので、下の子の授乳のタイミングを最優先に外出するのは難しいのが実際です。

ということで、授乳ケープは控えめに言って超おすすめです!

でも手作りって難しそう・・・

大丈夫! 実は超簡単に作れちゃうんです!

授乳ケープ自体はそこまで高額ではないので、市販のものを購入するのも良いと思います。

でも、市販のベビー用品って「パステルカラーで小花柄」みたいなデザインが多くて、あんまり欲しいと思えなかったんですよね。

どうせなら自分の好みの布で作っちゃおう!

育休中で暇だし、何か1つくらい赤ちゃんのために作るのもいいかも!

と、軽い気持ちで手作りに挑戦することに。

しかし根っからの面倒くさがり屋なので、型紙とか仮縫いとか絶対やりたくありません。

そこで友人が持っていた授乳ケープを参考に、超簡単に授乳ケープを作る方法を考えてみたので、こちらで紹介します。

ここで紹介する授乳ケープの作り方は、以下のような人に特にオススメです。

・赤ちゃんのために何か作りたいけど面倒くさいのは嫌。
・不器用だからハンドメイドには自信がないけど何かやりたい。
・市販の授乳ケープで気にいるものがない。

目次

作るのはファスナー開閉式のポンチョ型

作成する授乳ケープは頭からすっぽりかぶるポンチョ型

背中までかくしてくれるので、授乳中に肌が見えてしまう心配が少なく、赤ちゃんもママも安心して授乳に集中できます。

一方でポンチョ型の授乳ケープは授乳中の赤ちゃんの顔が見えにくいというデメリットも。

しかしここで紹介する授乳ケープは、ファスナーでママの首元の空き具合を調節できるため、授乳中でも赤ちゃんの様子を見ることができます。

構造上、どうしても授乳時は暑苦しさを感じがちですが、リネンや麻、涼感素材の布地を使うことで、暑さを軽減することもできますよ。

上半身をすっぽり包むポンチョタイプ。ややシワシワですが、リネン素材で涼しいです
ファスナーで首元の空きを調節できるので、授乳中に赤ちゃんの様子を覗けます
要は大きな布なので、おくるみ代わりに使えて便利

材料【布地とファスナーだけ】

材料は布地とファスナーの2つだけ

1.布地

大きさは80〜110×160センチメートルです。

授乳ケープは80×160センチメートルくらいのものが多いですが、市販の布地はほとんどが110センチメートル幅なので、今回は110×160センチメートルで作ってみました

市販の布地はほつれないように上下の端の処理がされているので、このデフォルトの状態のまま作れば、長辺の端の処理をする必要はありません。

布地選びの注意点は?

透けないか! ただそれだけ!

授乳中の胸元を隠すのが授乳ケープの仕事なので、透けたら意味がありません。

赤ちゃんの肌に良いと言われるダブルガーゼは、布地が薄くて淡い色のものが多く、透けやすい素材だと思います。

私も初めはダブルガーゼで作ったのですが、透けないようにダブルガーゼをさらに重ねて作ったため、分厚くなってしまい、授乳中暑いわ外出のたびに大荷物になるわで、めちゃくちゃ後悔しました。

そのため今回、涼しそうな素材で作り直そうと、上記のリネン素材を選びました。

ダブルガーゼを否定するわけではありませんが、「赤ちゃんの肌に優しい」布にこだわりすぎないで、ママの好みを優先して、好きな柄で選ぶのが良いと思います。

ということで、布地を選ぶ際は1枚(ダブルガーゼなら1組)でも透けないかをよく確かめましょう

2.ファスナー

先が分かれるオープンタイプが縫いやすくてオススメ(クローズでも可)です。

長さは60センチメートル

これ以上短いと首元の空きが大きくなってしまい、授乳中に谷間が見えてしまいます(経験談)。

材料費はいくらかかったの?

私の場合は2500円くらい!
もっと安く作ることもできますよ!

布地の値段次第ですが、私の使ったリネン素材の布地は少し高めで1メートル1300円。

リネン布地は縮むとのことだったので1.9メートル購入しました。

ちょうどセール中で10%オフになったので2200円。

ファスナーは160円くらいだったので、総額2500円くらいです。

手芸屋で見かけた布地は大体400〜900円のものが多かったので、安ければ総額1000円ちょっとでも作成は可能だと思います。

市販の授乳ケープがだいたい2000〜6000円なので、高くもなく安くもなくと言ったところでしょうか。

ちなみに涼感素材は少しお高めなので、市販の方が安いかもしれません。

でも、ハンドメイドがしたい人にとっては値段はそこまで重要ではないですよね。

作り方【わずか2工程】

1.左右の2辺を二つ折りにしてミシンで縫う

いわゆる「端の処理」です。

短い方の辺のほつれてくる端を丸めて、真っ直ぐ縫うだけ。

上下はもともと端の処理がされているので、何もしなくてOKです。

ハサミで切りっぱなしだとほつれてくるので、2回折って縫いましょう。アイロンをかけると、めちゃくちゃ縫いやすくなります。それすらも面倒な方は省略しても可。でも、アイロンかけたほうが圧倒的に縫いやすくなります
市販の布地はこのように最初から長辺の端が処理されているので、これはこのまま
ミシンで真っ直ぐ縫うだけ!
ちょっとガタガタになってしまったけど気にしない! 使うのは自分!

2.ファスナーをつける


一見難しそうに見えますが、取り付け位置と方向さえ間違えなければ、真っ直ぐ縫うだけなので取り付け自体は簡単です。

まち針で一旦固定してから縫いましょう。

ちょっと縫いにくいけどなんとかなります。

多少ガタガタになってしまうかもしれませんが、使うの自分なので問題なし! と割り切りましょう!

首元でファスナーの開閉をするので、端っこの閉じ口は左右の端に合わせます。左右対称に取り付けてください。
上の図を写真にするとこんな感じ。実際にミシンで縫い付けるときは、ファスナーをオープンにして左右別々にすると作業がしやすいです。
ミシンの狭い方に布が寄ってしまって非常に縫いにくかったのですが、根性で乗り切りました。針の位置を左端か右端に調節できるミシンだと作業が若干楽です。

さらに簡単に作るには

すでにめちゃくちゃ簡単だと思うのですが、さらにアレンジして簡単に作ることも。

例えば布地に市販のストールを使用すれば、端の処理がいらないので、ファスナーをつければ完成です。

また、ファスナーはどうしても・・・と思うのであれば、ボタンやマジックテープで代用するのもアリかと。

まとめ

いかがでしたか?

赤ちゃんとのお出かけの必需品である授乳ケープ。

私はこれでレストランや車内、来客時など、どこでもいつでも授乳を手に入れました!

とっても簡単ですし、ぜひ手作りに挑戦してみてくださいね!

作ってみた感想などコメント頂けると嬉しいです。

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