こんにちは! 4歳1歳の男兄弟のママ、シバママです!
2022年6月に、機関車トーマス号に乗った翌日にトーマスランドに行くという、なんともトーマスづくしな旅行をしました。
1日目 静岡県民のソウルハンバーグ「さわやか」でランチ後、川根温泉ホテルに宿泊
2日目 大井川鐵道 きかんしゃトーマス号に乗車(新金谷⇄千頭駅)、その後山梨へ移動
3日目 富士急ハイランド トーマスランド
今回は2日目のきかんしゃトーマス号の乗車レポートを紹介します。
トーマス好きの4歳長男がこれでもかと言うくらい喜んでくれて、本当に行ってよかったです!
しかし、1歳2ヶ月の赤ちゃん連れにはちょっと大変だった部分も。
ということで今回は、新金谷〜千頭駅をきかんしゃトーマス号に乗車し、千頭駅のトーマスフェアに行った感想と、赤ちゃん連れ的にはどうかということを、なるべく詳しく紹介します!
このブログは以下のような方にオススメです。
きかんしゃトーマス号とは【SLの聖地・大井川鐵道】
きかんしゃトーマス号は、静岡県島田市を走る大井川鐵道が大井川本線で運行している特別急行列車です。
トーマスを模した本物の蒸気機関車が新金谷駅から千頭駅の間を走行します。
トーマス以外にもジェームス号があり、2022年8月にはトビー号も新登場しました。
トーマスの走行中には、バスのバーティーが新金谷駅から千頭駅まで道路を走ります。
乗車チケットは予約制で全席指定席となっており、予約希望者の多い日は抽選になるようです。
我が家は2022年6月の乗車に対して3ヶ月くらい前に抽選予約をしましたが、平日だったのもあり、当日でも購入できそうでした。時期によっては空席もあるのかもしれません。
ちなみに当日の行程は以下の感じです。
川根温泉ホテル→新金谷駅 トーマス号乗車 → 千頭駅 トーマスフェア → 再び乗車して新金谷駅へ
我が家の乗った車両は、ほとんどの人が往復で乗車していましたが、もちろん片道も可です。
新金谷駅【トーマスだらけのゲームセンターがあるプラザロコ】
当日は10時38分発のトーマス号に乗るため、10時前に新金谷駅に到着しました。
駐車場への案内はスムーズで、係の方が皆トーマスのゼッケンをつけていたので、すぐにわかりました。
駐車料金を払うと、係の方が新金谷駅のマップをくれました。
駅前にはプラザロコというミュージアム付きの大型のお土産屋さんがあり、入り口にはその日のSLのチケット情報がありました。
トーマス号の運行期間だからか、店内はトーマス激推しです。
奥は古いSLや駅舎を展示するミュージアムになっていました。
鉄道模型にはトーマスたちも。
プラザロコの最深部にはトーマスづくしのゲームセンターがありました。
瞬く間に親の財布から100円玉が吸い取られていきました。
プラザロコを出たら、バーティがお出迎え。
トーマス号も到着していました。
客車はアニーとクララベルを模しているのか、オレンジ色でした。
とりあえずレトロな感じで可愛かったです!
きかんしゃトーマス号【車内限定販売のお菓子とおもちゃ】
車内はレトロながらもトーマスでデコられていてワクワクでした。
しかし季節柄なのかコロナ対策なのか、結構大きく窓を開けているので、次男が落下しないかドキドキしました。
出発からほどなくして、車内販売が始まりました。
車内限定販売のどら焼きと、超面白そうなおもちゃが瞬く間に売れていきました。
我が家はどら焼きを購入しました
あんこぎっしり系で、美味しかったです。
新金谷駅から千頭駅までの乗車時間は大体1時間くらいです。
途中、バーティーが走っている姿も見えましたが、結構遠くて併走している感はあまりありませんでした。
バーティに乗れずにブチ切れた長男ですが、乗車の頃には機嫌が戻り、むしろトーマスに乗れることに大歓喜!
しかし1時間の乗車時間は彼には長かったらしく、途中で飽きて最後の方は車内をうろうろし始めてしまいました。
また、ここぞとばかりに次男がぐずり、せっかくの指定席なのにママが抱っこ紐に収納して立ちっぱなしであやすという地獄のような乗車時間。
幸いなことに、トーマス号にはほぼ子連れしか乗っていないので、あまり肩身の狭い思いをすることはありませんでした。
注意点【1000円札の用意は必須・走行中はただの古い電車】
車内販売の利用には1000円札を用意しておくべき
車内販売にはお釣りの用意があまりないみたいなので、乗車前に1000円札を用意しておいた方が良いでしょう。
我が家も他のご家族に負けじと限定おもちゃも買いたかったのですが、プラザロコで1000円札を使い切ってしまったため、購入ができませんでした。
窓からの落下に注意
限定おもちゃは電車おもちゃなのですが、近くに座っていた2歳くらいの男の子が購入直後に窓から落としてしまっていました。
これはあくまで私の予想ですが、窓台を走らせようとして落としたのではないでしょうか。
また、帰りの車内は疲れて寝ているご家族が多かったのですが、窓を大きく開けていると子供が落下しそうなので、私は怖くて眠れませんでした。
目を離したり、眠るときは、落下しない程度に窓を閉めた方が良いと思います。
あくまでただの古い電車なので快適ではない
きかんしゃトーマス号は、トーマスが客車を引いてくれる特別な電車ですが、乗ってしまえばただの古い電車です。
関東なら京浜東北線とか上野東京ラインの端っこの車両にある、リクライニングとかはない狭めのボックス席をイメージされると良いと思います。
通路も座席も割と狭めなので、ベビーカーは畳んで車両連結部のスペースに置く必要があります。
さらに、蒸気機関車なので、若干臭いという欠点も。
冷房はなく、換気と扇風機のみで空調管理をしていたので、6月とはいえ正直かなり暑かったです。
不便さやレトロ感がSLの良さだと思いますので、文句言うなって感じではあるのですが、人によっては大変かもしれません。
0〜1歳児を連れて行く場合は、とりあえず抱っこ紐はマストです。
千頭駅【最大の目玉はトーマスフェア】
新金谷駅から1時間くらいで千頭駅に到着です。
新金谷に戻る電車まで2時間ほどここで過ごしました。
千頭駅にはトーマスフェアがあったり、ラスティーに乗れたり、トーマスグッズショップや休憩所がありました。
トーマスフェア【改札内・パーシーたちがお出迎え】
千頭駅の改札内ではトーマスフェアを開催していました。
会場への入場券は500円でした。
改札内にあるため乗車券のない方は駅構内への入場券が必要です。
千頭駅に着くなり見えたジェームス、パーシー、ヒロを目指して、長男は一目散にかけていきました。
トーマスフェアの入り口はこんな感じです。
中では喋るヒロとジェームス、パーシーが展示されていました。
パーシーとヒロは中に入ることができました。
フェア内にあるウィンストンには家族4人で乗車。トーマスフェア内の乗り物は基本的に無料です。
足漕ぎ式で、ペダルは左右に2つあります。
真ん中に私が乗ったので、パパ一人で漕いでもらいました。
両サイドにパフパフがついていて、長男が夢中で鳴らしていました。
ミニ列車もありました。
ラスティーの遊覧貨車【改札外・運賃は1家族300円と激安】
ラスティーの遊覧貨車は改札外にありました。
運賃は1家族300円と激安です。
1人300円ではなく、1家族300円なので、4人で300円でした。
ラスティーが引く貨車に乗って、千頭駅を遊覧します。
中はこのようになっているので、空いていればベビーカーのままでも乗車できそうでした。
SL資料館【休憩所・授乳室あり】
改札を出てすぐのところに、SL資料館がありました。
ここにもトーマスの仲間たちが走る超リアルなジオラマがありました。
奥にはベンチやテーブルがあり、休憩している人がたくさんいました。
また、パーテーションで仕切られた授乳室とオムツ替えスペースもありました。
清潔ですが、なにぶんレトロなため、ちょっと蒸し暑かったです。
オムツを捨てるゴミ箱はなく、持ち帰るのが基本のようですので、おむつが臭わない袋などを用意した方がいいでしょう。
授乳室は1つしかないので、個人的には子供は卒乳後の方が良いかもしれないと思いました。
トーマスショップ【限定グッズ多数・アクセスは階段のみ】
SL資料館の2階にはトーマスショップがありました。
大井川鐵道限定のトーマスグッズが並んでいます。
カフェも併設されていました。
エレベーターはなく、階段のみでした。
トーマス好きの子供の多くは2歳以上の歩いている子がほどんどなので、あまりベビー向けとはいえないかもしれません。
上の子に付き合って赤ちゃんを連れてきた家族には、ちょっとつらめです。
注意点【人工芝で服が濡れる・早く買わないと駅弁が売り切れる】
濡れた人工芝でズボンが濡れる
トーマスフェア内やラスティの遊覧貨車の床面には、人工芝が敷いてあります。
人工芝が敷いてあるところは、濡れているのか乾いているのかが分かりにくく、子供が直に座ってしまいやすいです。
我が家が行った時は、朝方雨が降っていたようで、濡れた人工芝で子供たちのズボンがびしょびしょになってしまいました。
山の天気は変わりやすいため、雨が降ることも多そうです。
湿った人工芝に座るお子さんは多いと思いますので、着替えを用意しておくと安心だと思います。
駅弁は早々に売り切れる
お昼は千頭駅で駅弁を買って帰りの車内で食べようと思っていたのですが、乗車前に買おうと後回しにしたら、売り切れてしまいました。
千頭駅到着時にはあったのですが、数が限られているため、売り切れてしまうようです。
売店やお土産屋さんもはありましたが、平日だったためやっているお店が少なく、あってもほとんど売り切れてしまっていて、正直困りました。
が、たまたま見つけたカフェ「cafeうえまる」で無事弁当をゲット。
店内にはゆるキャングッズも売っていました。
唐揚げ弁当800円! 美味しかったです。
めっちゃ美味しそうなブルーベリーが売っていたので、こちらも購入して帰りの電車でいただきました。
駅弁を食べたい方は新金谷で乗車前に買うか、千頭についた瞬間に買うかが良いでしょう。
うえまるのお弁当はとっても美味しかったので、次はぜひ店内で食べてみたいです。
トーマス号乗車、ぶっちゃけ赤ちゃん連れにどう?
正直言って0〜1歳の赤ちゃん連れには厳しい
まず前提として、我が家にとって今回の旅行はトーマス激推しな4歳長男へのプレゼントで、まだよくわかっていない1歳2ヶ月の次男は付き合ってもらった感じです。
なので、長男が喜んでいれば我が家的には大満足です。
しかし、赤ちゃん連れでトーマス号に乗車することに関しては、個人的にはあまりおすすめしません。
トーマス号は、乗ってしまえばただの古い電車なので、子供にとって乗車中が特別楽しいわけではありません。
車内も結構狭くて、空調もあまり効いていないので、次男にとっては窮屈で不快な環境だったかも。
また、窓の高さや大きさが絶妙に危険で、走行中に1歳2ヶ月の次男が落ちないか、かなり怖かったです。
これはあくまで個人的な意見ですが、乗車は2歳半とか3歳以上の、電車の椅子に座っていられる少なくとも年少以上か、電車に乗り慣れてる子の方が良いかもしれません。
千頭駅だけでも十分楽しめるかも
ぶっちゃけ、千頭駅のトーマスフェアとラスティの遊覧貨車だけでも十分楽しいので、トーマス号の停車時間に車で千頭駅に行って、入場券で改札内に入るのでもいいかもしれません。
また、走行中の車内はただの古い電車なので、乗るのではなく、外から見た方が子供には楽しいかもです。
千頭駅はトーマスショップを除けばベビーカーでの移動は比較的スムーズです。
それでも赤ちゃん連れで乗車する場合は、何はともあれ抱っこ紐を忘れずに!
また、ベビーフード、オムツ、お尻拭き、使用ずみのオムツを入れる袋、着替え、飲み物、授乳が必要なら授乳ケープなど、しっかり準備を整えてから行くことをお勧めします。
まとめ
今回は4歳と1歳2ヶ月の男子たちと大井川鐵道きかんしゃトーマス号への乗車と、千頭駅のトーマスフェアについてまとめました。
リサーチ不足だったのもあり、転車台見学ができなかったのがとても残念です。
また、赤ちゃん連れにはちょっと大変な部分もありましたが、4歳の長男は大喜びで、総じてとても楽しかったです。
次男が4歳くらいになったら、またぜひ遊びに行きたいと思います。
トーマス号に乗るかは、子供たちの希望によりけりですが、バーティに乗るか、車でバーティを追いかけるのもいいかな〜と思っています。
ただ、次は絶対に駅弁を食べたいし、転車台見学に行きたいです。
トーマスファンの子供たちにとって最高の体験になること間違いなしなので、興味のある方はぜひ行ってみてくださいね。