こんにちは、シバママです。
以前のブログで土鍋で離乳食のお粥を炊く方法を紹介したところ、ブログを読んでくれている友人から「土鍋でご飯を炊くのって大変じゃないの?」と聞かれました。
「面倒臭がり」の権化である私が土鍋でご飯を炊くなんて、どうしてそんな意識の高いことをしているのだろうと疑問に思ったようです。
結論から言うと、面倒くさかったら土鍋でご飯なんて炊きません。
早々に諦めて、炊飯器で炊きます。
私も土鍋で炊くご飯に憧れていたものの、火加減とか面倒くさそうで二の足を踏んでいました。
が、無印良品の土釜おこげなら簡単に炊けるという情報を目にして、お値段も4900円と手頃だし、仮に失敗したとしてもフリマアプリで売ればいいしと、軽い気持ちで購入しました。
本当に試してみようかな……くらいの気持ちだったのですが、あまりに優秀で、今では我が家のマストアイテムに。
悲しくも炊飯器は2軍落ちし、パパの単身赴任先についていきました。
ということで今回は、私の愛用する無印良品の炊飯専用土鍋「土釜おこげ」について、良いところ、気になるところをご紹介します!
土釜おこげの良いところ
まずは、土釜おこげの良いところを紹介します。
とにかく美味しい
土釜おこげでお米を炊くことのメリットは、何をおいてもこれが一番です。
美味しいは正義です。
お米一粒一粒が立ってて、本当に美味しい!
我が家の長男(3歳)なんて、これでお米を炊き始めてからというもの、ふりかけなしで炊き立てご飯にがっつくほど。
本当に美味しいので、ぜひ一度食べてみてほしいです。
簡単
火加減がいらないので、驚くほど簡単に炊けます。
お米を研いだら20分水につけて、3合なら15分くらい強火〜中火にかけて、火を止めたら20分蒸らす(蓋を開けずに放置)だけ。
火加減や炊き上がりの好みによって、火にかける時間は若干異なりますが、火加減調節は一切必要ありません。
米といで放置して、火にかけたら放置して、火を止め放置すれば美味しいご飯が炊けます。
ちなみにですが、火にかける前に浸水しなくてもお米は炊けます。
ちょっと硬めが好きな人は、むしろ浸水しない方が好みの炊き上がりになるかも。
洗い物が少ない
炊飯器って何気にパーツが多くて、炊飯後に洗うものが意外と多くて面倒臭いんですよね。
一人暮らしの時、炊飯器洗うのが面倒くさくて米を炊かずにパンで過ごしたくらい。
しかも、炊飯器の釜ってテフロン加工なので、傷つけちゃいけないからゴシゴシ洗えない。
しかし、土鍋はテフロンが傷つくとかないので、ガッシガシに洗って大丈夫です。
しかも、洗うパーツは蓋と本体のみ。
細々としたパーツはありません。
これが私が炊飯器を捨てて土釜おこげを採用した理由No.2かも。
場所を取らない
土釜おこげは他の土鍋のように横広がっていないので、キッチンで場所を取りません。
我が家では、3日に1回は使うので、いちいちしまわずにコンロの端っこに出しっぱなしです。
炊飯器もなかなか場所を取るので、省スペースというのは大きな利点ではないでしょうか。
おひつとしても使える
土釜おこげは木のおひつと同じ通気保湿効果があり、冷めてもごはんがべとつきません。
お米を炊いたらそのままテーブルに持っていって、残ったらそのまま冷蔵庫へ入れ、次の食事の時に土釜ごとレンジにかけて温めて、再びテーブルに。
前述したように意外とコンパクトなので、冷蔵庫にも問題なく入ります。
映える
想像してみてください。
食卓の真ん中に炊き立てご飯の入った土釜おこげのある光景を。
蓋を開けたら美味しい匂いとともにホワッと優しい湯気が。
なんてエモい光景でしょうか。
土釜おこげのある食卓はとにかく映えます。
お客様が来たときなど、この土釜おこげで炊き立てご飯を出せば、それだけで意識高い系に見てもらえます。
ドヤれます! 最高です!!
意外と安い
無印良品の土釜おこげは、3合炊きで4900円と、比較的低価格。
手を出しやすい価格です。
5000円くらいなら試しに買ってみてもいいかな、と思わせる価格設定ですよね。
比較的人気商品なので、手放す時もフリマアプリで売れますんで、試して後悔しないでしょう。
我が家ではかなり気に入っているので、ダメになったら二代目を購入すると思います。
土釜おこげの気になるところ
さて、散々褒めちぎった土釜おこげですが、私的に気になるところもいくつかあります。
3合しか炊けない
土釜おこげは最高で3合までしか炊けません。
炊き込みご飯に至っては2合が限界。
ぶっちゃけ少ないですよね。
大人数のお客さんが来て、手巻き寿司をするなんてとき、3合しか炊けないんじゃちょっと心もとない。
(この場合は圧力鍋に活躍してもらっています)
あと、我が家の子供は二人とも男。
彼らが成長期に入ったら、3合で足りるのか? という不安も。
いくら簡単に炊けるとはいえ、毎食ご飯を炊くのはちょっと無理。
できれば5合炊きがほしいのですが、5合だと今度は冷蔵庫に入らないという別の問題も。
悩ましいところです。
5合炊きならこのへんが気になっています↓
お米しか炊けない
炊飯器では煮込み料理やケーキ、土鍋では鍋などができますが、土釜おこげは基本的にはお米しか炊けません。
もしかしたら土釜おこげを使った料理などを研究している方がいるかもしれませんが、お米を炊く以外にレシピはほぼないと言っていいでしょう。
汎用性はあまりないと言っていいと思います。
IHでは炊けない
ガス火専用なのでIHコンロは不可です。
我が家のコンロをガスにしたのは、土釜おこげのためと言っても過言ではありません。
IHの家庭で使う場合はカセットコンロが必要です。
ちなみに、まだ試していませんが、キャンプなどで直火炊きもできるのではと期待しています。
火加減次第ではかなり吹きこぼれる
慣れないと火加減によっては吹きこぼれてコンロが汚れます。
吹きこぼれた汁は糊のようなものなので、時間が経つとこびりついてしまいます。
コンロどころか床まで落ちることがあるので、慣れるまではちょっと気をつけなければなりません。
私は、気持ち火力を弱めにして、あまり吹きこぼれないように注意しています。
とにかく重い
とにかく重いです。
しかも炊飯後はめちゃくちゃ熱い。
そのまま食卓に……と簡単に言いましたが、食卓に運ぶまでに落下や火傷に注意が必要です。
万が一、運んでる途中に滑って足指に直撃したら、多分、骨、折れます。
絶対に子供に運ばせるのはやめましょう。
我が家では、IKEAで買ったシリコン鍋つかみを使っています。
運ぶのは基本的にママ。パパがいればパパにやってもらっています。
まとめ
以上、土釜おこげを1年使って思う良い点、気になる点をまとめると、以下のようになります。
けっこう気になる点はありますが、それをもってしても利益が大きく、無印の回し者かと思うくらい、会う人会う人におすすめしています!
土鍋でお米を炊くのってハードル高そうですが、本当に簡単に美味しく炊けるので、ぜひ試してみてください。
控えめに言って、超おすすめです。
余談ですが、コストコで買った鯛で作った鯛めし、めちゃくちゃ美味しかったです。